春の訪れ

3月に入り、暖かさが増して来ましたが「三寒四温」と言う
言葉の通り、まだまだ油断は出来ません。とは言うものの
今年は例年よりも早い梅の開花が聞かれるなど、
暖冬ではあったようですね。いよいよ春の到来です。

梅。音は「バイ」うめです。バラ科の落葉高木で
中国原産。日本に入ってきたのは奈良時代よりも前。
梅の木とともに梅を観賞する風習も広まり、
「万葉集」には梅の花の美しさをたたえる歌が
多く載っています。当時は春の訪れを告げる花として
桜よりも好まれていたようです。

梅・槑・楳 これも「うめ」。異体字です。

古い字書には楳のもとの字は「某」であるとあります。
「某」は「曰(エツ)」+「木」で木の枝に神への祈りの
文を入れた箱を付けてささげ、“神意を問いはかる”
という意味を持っています。

問いはかる→問い謀る。「謀る」にも「某」が
入っています。

梅の時季から桜の開花が聞かれる頃ですが
まだまだインフルエンザが猛威をふるっているようです。

健康第一で春を楽しみたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です