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新たな集成材の可能性を求めて!⑥

以前よりご紹介させていただいています、「新たな集成材の可能性をもとめて!」シリーズ。今回は、以前ご注文をいただき出荷させていただいたイランイラン様の物件での使用写真を御提供頂きましたので、公開させていただきます。

                         ナラ集成矢羽&横ラミナーテーブル天板

                     手前右テーブル・・・・・・ナラ矢羽ラミナー&チークライン

                     奥テーブル(2セット)・・・チーク&ウォールナット&ナラ&桧ラミナー

マルナカウッドからの出荷時は、天板のみでの出荷でしたので足もつき、店舗全体の景観が出来上がると、とてもデザインが引き立ったテーブルに仕上がっています。また、戸建て住宅でも、リビングや食卓テーブル、階段やトイレのニッチ天板などにご使用いただくと、ワンポイントでオシャレな空間が出来上がること間違いなしです。

マルナカブランド 『レイヤードテーブル』完全オーダーメード をご利用ください。

※弊社ホームページのニュースリリースにもありますが、9/28~9/30の3日間東京ビッグサイトでの「ジャパンホームショー」にも、現物サンプルを展示します。『レイヤード階段』も展示しますので、ご来場いただいて現物を御覧になっていただければ幸いです。

桧材は、、、。

山で切り出した桧です。枝や樹皮が付いたままで長さもそのまま。

1ヶ所にまとめて、、、、

枝をはらい、樹皮をとっていきます。

だいぶ綺麗になりました。でもこのままですと、長すぎます。

ある程度の長さに切りそろえます。

この段階では、まだ節が多いのか、無地が多いのかは解りません。

そして、この材料をマルナカ第四工場へと持っていき、桧の積層材の原料(ラミナー)に加工していくのです。

この後の工程は、またあらためて更新しますね。

夕立の後に、、。

夕方、す~っと暗くなったら雨が降り始めました。

荷物を搬入していた工場の人が呼びに来ました。

その後を着いていくと、、、、、、、。

出た時はもっとはっきりと2重に出ていたらしいのですが、駆けつけた時には1重でぼんやりとしていました、、、。

ジョイント金具なしです

結構大きなカウンター?です。奥のほうが大きなRになっていますが・・・

                    

大きなRになっていますが、ジョイント金具なしの1枚の板でできております。

結構、重そうでした・・・

何に使うのかな、、、

工場をカメラを持って歩いていると、真中に穴が三つ開いている不思議なカウンターを発見。

お客様からは、あまり何処何処に使います、こんな感じに使いますとは注文の時記入されていません。

見積時とかには、住宅の平面図があるときがあり、その時はココに使うのか、は知ることが出来ますが、、。

カウンターにしては狭い巾なのに、穴が大きく本当にどんな所に使うのかな、、、、??。

現場見学会にて。

マルナカで作成したカウンターを納品したマンションが完成し、現場見学会が行われました。

見に行くと、、、、。

生活感をだす小道具が置いてあり、なかなかの見栄え。

ひきアングル。

現場が遠かったので、すぐ帰りましたがマンションに住むならこういう所に住みたいですね。

探してもわからなかった、、、、。

とあるお客さまから、カウンターを取り付けたからついでに見て行って、と電話が来ました。

色も周りにあってていい感じ、との事。

早速、営業の合間に見学に行きました。

が、、、、。

そんなカウンターは見つかりません、、、床の色はダークブラウン、、、たしかカウンターは白っぽい色のはず、、、、。

トイレ?洗面?それとも廊下?、、いや、寝室かな、、?何処を探しても見つからない。

そこへ監督さんがきました。聞いてみることに。

「ああ、それはここだよ」

 
 
 

  
 

 

 
 

 
 

頭の上、、、、。これは、、、、、。

カウンター?になるんですかねえ、、、、?

ヒノキ無地のカウンター

                         ヒノキ無地のカウンター。これも結構大きいです。

                         ジョイントなしの1枚仕上げ。

                       

                          断面はこんな形状です。

                          ヒノキのいい匂いがしてました。

          

こんな加工も出来ます。

                    この様な厚みを斜めに落す加工もできます。

                    材種を問わず、親柱・子柱の加工も出来ます。

                   ちょっと手間ですが、この様な加工も出来ます。

ヒナ段のプレカット

ヒナ段のピン角を出す為にノミでトントン。

ある程度取れたら、今度はノコでギーコギーコ。

ここまでやってピン角になります。

地味な作業だけど大切です。